日本初のバイバック保証サービスをつけて、セレクトショップでTシャツを購入してみた!使い方を解説します
Spixnガイド

[記事要約]
・日本初の「バイバック保証」をつけた買い物が広がっている: Liberontが提供する「Spixn(スピン)」は、買う時点でリセール価格を提示・保証する「バイバック保証」の仕組みを提供。現在、アパレルや雑貨を中心に導入が進んでおり、今回はその導入店のひとつである中目黒のセレクトショップ「ELEMENTARY STORE BIN」にて、実際の購入体験をレポートする。
・ワンクリックで気軽に循環に参加できる: 購入品のバイバック保証は、オンラインショップ上でわずかワンクリック。Spixnのユーザー登録もシンプルで、リセール手続きは無料かつ手間いらず。フリマアプリのような値付けや説明文を考える必要もなく、「これはもう、使わない理由がない」と筆者は感じた。
・「捨てない」という選択肢が、背中を押してくれる: これまで似た服ばかり選んでいた筆者が、今回初めてメンズのオーバーサイズTシャツに挑戦。バイバック保証があることで、少し背伸びしたアイテムも気軽に試せる安心感が生まれた。実際のリセール価格も、フリマアプリの相場より高水準だったのが印象的だった。
はじめに
こんにちは! ライターのもえこと申します。普段はLiberontでコンテンツ作成やマーケティングを担当しています。
Liberontでは、Spixnというサービスを通じて、日本で初めて、買い物の時にリセール時の買取価格を保証する「バイバック保証」の仕組みを提供しています。価値あるものを「捨てずに、巡らせる」というミッションのもと、購入したアイテムを手放したくなった時に、保証された価格で簡単に売れる循環サービスのSpixn。Liberont独自の特許申請済の技術を使っており、他では経験できない買い物体験を実現しています。ユーザーは無料で利用でき、かつリセールの義務もないのが特徴です。
アパレルブランドを中心に、今年から様々なECサイトで導入が進んでいるSpixnですが、日本初のサービスということもあり、「どういう仕組みなんだろう?」「実際にはどう使ったらいいんだろう?」と感じている方も多いかと思います。
そこで、今回は私が実際にバイバック保証を使って買い物をしてみた体験をレポートします!新しいサービスということで、実は私も使うのが初めて。購入の様子と感想をお伝えします。
自己紹介
かんたんに自己紹介すると、私は30代のフリーランスのライターです。ファッションには興味があるものの、なかなか冒険する勇気が出ず、無難なスタイルになることが多いのが悩み。セレクト品やヴィンテージアイテムを使った新しいスタイルにチャレンジしたいと思いつつ、かなりコンサバなクローゼットと共に生きてきました。
近年ではフリマアプリが普及したこともあり、買った服がイメージと違ったり、ワンシーズン着て満足したりした場合は、リセールすることもできますよね。私もフリマアプリに出品したことや、地元のフリーマーケットで売ったことはあるのですが、毎回値付けや説明文を考えるのが面倒で…。リセールの手間も、買い物が無難になってしまう原因の一つでした。
ですが、バイバック保証があれば、冒険して買った服が仮に自分と合わなかったり、「どうしても着こなせなかった!」という結果になったりしても、価格が保証された状態でリセールに出せます。
今回は、バイバック保証が最近導入されたセレクトショップ「ELEMENTARY STORE BIN」さんで気になる服を見つけ、購入を検討することに。電車で行ける距離だったので、まずはお店に行ってみました。
中目黒のセレクトショップ、「ELEMENTARY STORE BIN」
「ELEMENTARY STORE BIN」は、「ダサいはかっこいい」をコンセプトに、ストリートやトラッド、スポーツなど、様々なスタイルの遊び心と抜け感のあるアイテムを揃えたセレクトショップです。
運営会社の株式会社カタチさんが手がけるオリジナルブランド、「.efiLevol」や「THE NERDYS」のほか、新進気鋭のアーティストとの限定コラボアイテムも人気。ここでしか出会えないアイテムが目白押しです。
中目黒の店舗だけでなくオンラインストアもあり、全国どこからでも買い物を楽しめます。
株式会社カタチさんは今年で20周年を迎えます。買い物が循環する未来へつながるよう、最近バイバック保証をオンラインストアに導入しました。
店舗は中目黒駅から歩いて10分ほどで、川沿いから少し外れた閑静なエリアにあります。

お店の中はウッド調の落ち着く空間が広がっており、ウェアだけでなくシューズやアクセサリー、インテリアグッズやバッグなどが陳列されています。

ゆっくりと店内を回り、店員さんに着こなしのアドバイスもいただきながら、普段は買わないタイプのおしゃれなメンズのTシャツに思いを決め、家に帰ってきました。
バイバック保証をつけて買い物してみました
その夜、実際にTシャツを購入すべく、「ELEMENTARY STORE BIN」さんの公式オンラインショップへ。

新着アイテムやランキング上位の品など、カテゴリを問わず数多くのアイテムに「Buyback保証対象商品」のマークが付いています。

早速、気になっているアイテムのページへ行くと、バイバック保証のマークが。「カートに入れる」ボタンの上の、「~¥7,800のBuyback保証」というボタンをクリックすると、白いボタンが紫に変わり、保証がつけられました。

「Buyback保証の詳細はこちら」をクリックすると、ポップアップ画面に保証期間やアイテムの状態による保証金額が提示されます。

このTシャツの場合、元の購入価格が18,480円なのに対し、2年以内に未使用に近い形でリセールすると、7,800円で売れることが保証されます。ほとんどキズがない場合は5,200円、ややキズや汚れがある状態の場合は2,800円の価格保証がつきます。

アイテムをカートに追加すると、バイバック保証もカートに一緒に入った形で表示されました。Spixnのサービスは購入時もリセール時も無料。手数料もかからないので、価格は0円と表示されています。
その後、購入画面に進み、注文者情報や配送先を入力し、ポチッと決済!これでバイバック保証付きの買い物は完了です。ワンクリックでとても簡単でした。

購入直後に、購入時に登録したメールアドレス宛に、Spixnからメールが届きました。メールにあった登録用のリンクをクリックすると、Spixnのウェブサイトに飛びます。「サインアップ/ログイン」をクリックし、任意のメールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成します。

メールでのアカウント認証を済ませると、簡単にログインできるようになりました。この流れは、一般的なウェブサービスと全く変わりません。

ログイン後のトップ画面には、先ほど購入した商品が!今後もバイバック保証をつけて商品を購入すると、ここに一覧になって整理される仕組みです。

商品をクリックすると、詳細情報が表示され、いつでもリセール期間や保証金額が確認できます。
購入と設定はここまで!あとは商品が届くのを待つのみです。
届いた商品を着てみました
数日後、商品が届きました。

早速、着てみました。

初めて買ったオーバーサイズTシャツ、かつメンズもので、上手く着られるか心配でしたが、思ったよりも自然に着れた気がします!素材もレディースではあまり見かけない硬めの手触りで、着心地も新鮮でした。スカートや秋のブーツコーデなど、新しい組み合わせのイメージも膨らみ、おしゃれへのモチベーションが高まりました。
リセールはどのようなプロセスなのか?
今回購入したTシャツには大満足しているので、長く着たいと思っているのですが、仮にリセールしたいと思ったら、Spixnのサイト上から簡単に手続きをすることができます。

ステップは以下の通り。
梱包:リセールしたい商品を段ボールに詰めます。
配送手配:指定の住所宛に送料着払いで送ります。
検品査定:Liberontが商品を検品し、バイバック価格を決定し次第、メールとサイト上で案内が届きます。
承認/振込:査定結果をユーザーが承認すると、振込で入金されます。(はじめての方は本人確認のため、身分証と顔写真の登録が必要です)
リセールにも手数料などの費用はかからず、無料で利用することができます。また現在、梱包や配送はユーザーが行う必要がありますが、今後は梱包材の送付サービスや配送手配機能も準備中です。
実際に買い物してみた感想:バイバック保証は、使わない理由がないサービスだった
実際にバイバック保証をつけて買い物してみて感じたのは、「使わない理由がない!」ということでした。
というのも、「バイバック保証」は、欲しい商品を買う時にワンクリックでつけるだけ。無料で使えて、保証期間内ならいつでも簡単にリセールできます。もしリセールしなくても損はありません。つけない理由がないな、というのが正直な感想でした。
また、リセール価格についてですが、もしかしてフリマアプリで売ったほうが高い価格がつくのでは?と思う方もいるかと思います。そこで、今回購入したアイテムのブランドである「THE NERDYS」をメルカリで検索してみると、以下のような結果に。

アイテムは違いますが、リセール品の相場は3,000円から6,000円程度。購入から2年以内でほぼ未使用なら7,800円、使い込んでも2,800円のバイバック保証は、相場から考えてもユーザーにとって嬉しい価格です。
また、今回買ったアイテムは大事に使おうと思っていますが、もしも体型や好みの変化などが理由で着られなくなったとしてもリセールできるのは気が楽ですし、そうなった場合の次の持ち主の方のためにも大事に着ようと思いました。

実際に買う前は、リセール価格の保証は「何度か着たらすぐに売って、お金を取り戻せるもの」なのかな?と思っていました。ですが、実際に使ってみて分かったのは、リセールは返品のように「お金が戻ってくる仕組み」というよりは、あくまで着なくなった時のための安心策だということ。リセールという選択肢が用意されていることで、「背伸びして買った大事なアイテムを、もし使わなくなっても捨てずに売れる」という気持ちの余裕が生まれると感じました。個人的には、欲しいものを長く大切に使う前提で買って、念のためにバイバック保証をつけておく、そんな後悔しない買い物の保険として使っていきたいと思っています。
Spixnの導入ブランドは今後もどんどん増えていく予定です。ぜひ一度使ってみてください。みなさんの感想もお待ちしています!